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日本の習慣と家屋
2020年05月18日
こんにちは、事務の高橋です。
突然ですが、靴を脱いで家に上がる日本の習慣は感染症対策に適していると思いませんか?
汚れた靴を脱いで家に上がることは、清潔な状態で家に入ることにつながると思います。
では、なぜ日本では靴を脱ぐ習慣が出来たのでしょうか。
日本の家は、縁の下を作ることで湿気が原因で起こる家の痛みやカビを防いでいるので床が上がっています。
もしかすると、そのことから靴を脱ぐようになったのかもしれません。
いつから靴を脱ぐようになったか調べてみると、平安時代にはすでに靴を脱いで暮らす習慣になっていたようで、弥生時代からという説もあるようです。
日本の家は、玄関扉を開けるとたたきがあり、そこで靴を脱いで家に上がります。
そして多くの家では玄関の近くに洗面所があり、家に上がったらすぐに手洗い・うがいが出来るようになっています。
外からの汚れをきれいに落としてから部屋に入る間取りも、感染症対策に適していますね。
日本の家には清潔に暮らす術が備わっている。
そう考えたら、面倒だったこの感染症対策も自然に身に着けられそうです。
余談ですが、日本の家にはたたきから家に上がる段差部分の「上がり框(かまち)」があり、この上がり框は結界の役割を果たしているともいわれています。
もしかしたら、今日も上がり框が私たちを一生懸命守ってくれているかもしれませんね。
最後まで読んで下さいましてありがとうございました。
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